特許をお金にする知恵袋

2017年4月7日 / 最終更新日 : 2017年4月7日 admin 特許をお金にする知恵袋

埼玉県が提供する技術開発型の補助金

こんにちは。

特許をお金にする専門家、弁理士の備後元晴（びんご　もとはる）です。

技術開発系のスタートアップ、ベンチャー企業のお客様と打合せしていると、新商品開発のための資金調達の相談、特許申請費用を捻出するための相談を伺うことがございます。

ヒト・モノ・カネ・情報が限られているスタートアップ、ベンチャー企業にとって、資金調達が極めて重要であることは、私自身、特許事務所を経営する立場になって、身にしみて感じております。

資金調達の手段の１つとして、国や地方自治体が募集する補助金・助成金からの調達が挙げられます。

補助金・助成金のメリットは、なんといっても、原則として返済不要であることです。

他方、例えば、以下のような注意点もございます。

とはいえ、「原則として返済不要」のメリットは大きく、情報収集はしておきたいところ。
本日は、先日にリリースされた、埼玉県が募集する開発型企業向けの補助金について紹介いたします。

　新産業分野への参入、オンリーワン技術の確立など、現状を打破するイノベーションに取り組む中小企業の皆様方に向けた補助金です。先進的な技術や製品開発等に対して補助されます。

　上限１，０００万円、半額補助の一般型と、上限３００万円、２／３補助の小規模型があります。

　受付期間は、５月１１日（木）までです。

　ナノカーボン分野、医療イノベーション分野、ロボット分野、新エネルギー分野の研究開発について補助されます。

　上限２，０００万円、全額が補助対象になります。

　受付期間は、５月１１日（木）までです。

　昨年は、応募総数５９社から県内中小企業など３３社を採択されています。（https://www.saitama-leading- edge-project.jp/news/archives/106）

　航空・宇宙産業分野への参入や事業拡大に取り組もうとする中小企業に向けた新技術・新製品の開発のための補助金です。

　上限２，０００万円、半額が補助対象になります。

　受付期間は、５月１１日（木）までです。

　ナノカーボン等を用いた新素材又は製品の開発に取り組もうとする企業の皆様に向けた補助金です。

　上限１００万円、全額が補助対象になります。

　受付期間は、６月３０日（金）までです。

少しでもご参考になりましたら、何よりです。